治療院を軌道に乗せる為の経営数字として、以下の項目がよく言われています。先ずはしっかりと以下の数字を押さえて治療院経営をしていきましょう。ただ、はっきりと言えるのは色々、数字はありますが毎日の来院数が超大事です。要するに「流行っているか」です。廃業する治療院は「流行っていない」ということで売上が低迷し廃業します。ひとり治療院は院長そのものが患者様にとって「期待以上の価値を提供できているか」が生命線です。その為に治療技術、接遇、問診技術等々を日々、向上させて切磋琢磨していかなければいけません。
リピート率
リピート率は治療院の経営において非常に重要な指標です。特定期間内(例えば2週間以内)に再来院した患者数を新規患者数で割って算出します。目標とすべきリピート率の目安は業界によって異なりますが、高いほど良いとされています。理想のリピート率は1ヶ月以内の再来院率が80％位です。
媒体ごとのCPA (顧客獲得コスト)
各広告媒体(ホームページ、チラシ、グーグル広告等）から1人の新規患者を獲得するのにかかったコストを計算します。これにより、効果的な広告媒体を特定できます。
LTV (顧客生涯価値)
半年や1年単位で、1人の患者がもたらす平均的な収益を計算します。長期的な経営戦略を立てる上で重要な指標です。訪問鍼灸マッサージはこの点では有利です。
稼働率
施術スペースや施術者の稼働状況を把握します。効率的な予約管理や人員配置に役立ちます。
継続率
一定期間後も継続して来院している患者の割合を計算します。治療の効果や患者満足度を反映する指標となります。
施術メニューごとの分単価
各施術メニューの単価を分析します。収益性の高いメニューを特定し、サービス提供の最適化に役立てます。
これらの数字を定期的に計測・分析することで、治療院の現状を正確に把握し、効果的な経営戦略を立てることができます。また、患者情報の管理や分析を効率的に行うために、専門の顧客管理システムの導入も検討するとよいでしょう。
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