ゆかわ鍼灸マッサージ治療院のHPはこちらここをクリック

月100万円を売り上げる為の概略

先ずは当院の現状からお伝えしたいと思います。

当院の施術料金は標準コース70分7,980円です。自費治療の治療院とは別に健康保険を使っての訪問鍼灸マッサージもおこなっており訪問の施術単価は1人約50分〜60分の施術で約6,600円位です。(鍼灸とマッサージのレセプト請求。)現状は自費治療と保険治療合算して、平均月85万前後の売上です。

更に稼動時間と患者数を増やせば月100万円はそれ程、難しくはありません。そこで、月100万円の売り上げを目指す私と一緒にブログを見て頂いている院長先生と月100万円を継続して売り上げる治療院作りを考えていきたいと思います。

院長1人で月商100万円

鍼灸マッサージ治療院、整体院、接骨院の院長にとって、院長1人月商100万円は大きな目標だと思います。しかし、その達成は容易ではありません。多くの努力と戦略が必要です。

患者単価8,000円

月商100万円を達成するためには、単価8,000円の患者様を月125人集める必要があります。この数字を目指すためには、高品質な施術やサービスを提供することが不可欠です。

月可動25日

ひとり院長の方々は、通常週に6日出勤することが多いです。そのため、1か月の営業日は25日となります。この25日の中で、100万円の売上を達成するためには、1日あたりに40,000円の売上を稼ぐ必要があります。

休みの考え方ですが先ずは週6日稼働で売上100万円を目指し、100万が達成時点で週5日稼働を考えましょう。

意外と1日中完全オフでダラダラ過ごすよりも、稼働日6日の内、1日だけ数名(1名〜2名)の患者さんを受け入れた方が1日が充実しやすいです。(私の経験)

院長1人でも可能な経営方法を探る

月商100万円を達成するためには、院長1人でも可能な経営方法を探る必要があります。

先ずは稼働日数25日・1日4万円売上・患者単価8000円・1日来院数5名を目標とします。

営業時間を9時から20時までとすると稼働時間は11時間です。

営業時間は少し長く感じるかもしれませんが予約優先で管理できると事前予約で4万円が確定していれば営業時間はその都度、柔軟に変えていきます。(例:夕方までに4万が確定していれば夜営業はしない。昼から予約が入っている場合は午前中は営業しない等々。)

患者単価を8,000円に設定する

月商100万円を達成するためには、患者単価を高めることが欠かせません。8,000円という患者単価は高めですが、提供する価値に見合った料金設定を行うことで、顧客から受け入れられる価格となります。また、施術内容の充実やサービスの追加など、顧客満足度を高める努力も必要です。

施術の単価ですが患者心理としてあまりにも施術料金が安いと「施術効果に不安を感じる」という事になりかねませんし、あまりに高額だと「相当の施術効果」を期待されます。あくまでもギリギリ支払対応可能な適正価格を狙います。その金額は8,000円です。以下の記事は施術単価8,000円の根拠です。

目次

予算帯の分岐点

8,000円は5,000円と10,000円の予算帯の間の重要な分岐点です

具体的には、

1、7,980円までは5,000円の予算帯に含まれる。

2、8,000円を超えると10,000円の予算帯に移行する。

この分岐点は患者様の心理に大きな影響を与えます。

患者様心理への影響

5,000円の予算で買い物をしている消費者は、7,980円までなら「予算内」と考える傾向があります。しかし、8,000円を超えると「予算オーバー」と認識し、施術を躊躇する可能性が高くなります。

価格設定の戦略

この心理を踏まえ、以下のような施術価格戦略を取ります。

1、5,000円予算帯をターゲットにする場合、7,980円を上限とする。

2、10,000円予算帯を狙う場合、8,000円以上の価格設定にする。

実際の施術価格

実務上、7,980円という価格がよく使われます。これは、

  1. 8,000円未満であることを強調。
  2. 端数がつくことで「値引き感」を演出。
  3. 5,000円予算帯の上限に近い価格設定が可能。

以上のように、8,000円の壁は患者心理と密接に関連しており、効果的な価格戦略を立てる上で重要な指標となっています。

次に8,000円を売り上げるための施術メニューと施術時間を考えます。

コメント

コメントする

目次